Cinebench R23とは?

皆さんは「Cinebench R23」というソフトウェアをご存知でしょうか?「Cinebench」というのはMAXSON社の提供するCPUベンチマークソフトウェアです。CGをCPUで描画させてその結果を数値に出力してCPUの性能を比較することのできるフリーソフトです。
Cinebench R23の「R23」はCinebenchのバージョンで、R23ではシングルCPUのベンチマークテストの実行が最初から可能・テストを10分ベンチor30分ベンチから選択可能・Apple M1を搭載しているOSのサポートが行われています。また、R23で動作しないCPUや十分なメモリが搭載されていない場合は警告を表示して使用不可にすることでCPUトラブルを防ぐようになりました。Cinebench R23は日本語はサポートしていませんが、操作はシンプルなので日本語表記でなくてもわかりやすいですよ。
Cinebench R23の導入方法
それでは、Cinebench R23の導入方法を説明します。Windows版とMac版でそれぞれインストーラーが異なるので、下記リンク先のアプリストアから導入しましょう。
Windows(Microsoftストア)
Mac(Mac App Store)

Windowsの場合はリンク先のページで「入手」をクリックしてMicrosoftストアアプリを起動して、アプリの「入手」ボタンからダウンロード・インストールを行いましょう。インストールが完了したら「起動」ボタンから起動することができますよ。
公式サイト

公式サイト版ではインストール不要のスタンドアロンアプリが配布されているので、アプリケーションのインストールをしたくないという場合はこちらがおすすめです。「CINEBENCH R23 オフラインインストーラー」ボタンをクリックして使用しているOSを選択すれば、ZIPファイルがダウンロードされます。

解凍して作成されるフォルダ内の「Cinebench.exe」をダブルクリックすることで、Cinebenchが起動します。
Cinebench R23の使い方

それでは、Cinebenchの使い方を説明します。初回起動時には「SOFTWARE LICENSE AGREEMENT FOR MAXON CINEBENCH」ウィンドウが表示されるので、ウィンドウ下部の「Accept」をクリックしましょう。

Cinebenchのウィンドウ左上に「CPU(Multi Core)」と「CPU(Single Core)」の2項目が用意されており、マルチコアで複数コアを・シングルコアでコア単体のベンチテストを行うことができます。ベンチテストを行いたいほうの「Start」ボタンをクリックすれば、ベンチテストが行われますよ。また、「Your System」には使用中のパソコンのCPU情報が表示されます。

Startをクリックすると、ウィンドウ右側で風景写真の描画が行われます。10分ほどこの作業が行われ、完了するとMulti Core・Single Coreのうち実行したテストの結果が表示されます。

ウィンドウ左上の「File」メニューから「Advanced benchmark」をクリックして有効にすることで、「Minimum Test Duration」が表示されます。「10 minutes」が通常の10分連続ベンチ・「30 minutes」で30分連続ベンチ・「Off」で1回のみ実行します。

「File」メニューから「Preference」をクリックすると「CINEBENCH Preferences」が開きます。「Custom Number of Render Threads」で使用するスレッド数の指定・「Custom Minimum Test Duration」から10分・30分以外のベンチ時間の設定を行うことができます。
Cinebench R23の結果の見方

Cinebench R23のでのテスト結果の見方ですが、単純に「~pts」と数値で表示されます。この数値が大きければ大きいほど性能が高いということになります。またどちらのテストも行うことでマルチプロセッサの性能指標である「MP Ratio」も表示されますよ。

計測した数値が大きいのか小さいのかを図るには、ウィンドウ左下の「Ranking」を見てみましょう。「CPU(Multi Core)」・「CPU(Single Core)」・「MP Ratio」の3項目でランキングを見ることができ、オレンジ色で表示されているのが自分のパソコンのCPUとなります。
画像の例ではマルチコアの処理速度で9位にランクインしていることがわかります。ですが1位のCPUと比べると約5倍ものスコア差が出ているといった形で、他のCPUとの性能差がわかるわけですね。この結果を元にして新しいCPUを購入する目安にしたり、CPUのオーバークロックを行う指標にしてみることをおすすめします。