「¥」と「\」が入れ替わって見えるのはなぜ?

見積書の金額に「¥」を付けようとしてキーボードを見ると、「¥」が書かれたキーが2つあります。どっちを押してもいいのか、ちょっと迷いますよね。
1つはBackSpaceキーの左にある「¥」キー、もう1つは右Shiftキーの左にあるバックスラッシュのキーです。日本語の画面だとどちらを押しても「¥」の形で出ることがあって、これが混乱のもとになっています。
同じ文字なのに見た目が変わる理由
原因は文字コードで、日本語の文字コードで円記号に使われている番号が、英語圏ではバックスラッシュの番号になっています。そのため同じ1文字が、フォントによって「¥」にも「\」にも見えてしまいます。
試しに「C:\Users\taro」という文字をMacのヒラギノやOsakaで表示してみたところ、どちらもバックスラッシュの形で出ました。Windowsの日本語フォントだと同じ文字が「¥」に見えるので、MacとWindowsでファイルをやり取りすると、パスの見た目が変わってしまうんです。
円マークを入力する方法
それでは、打ち方を説明します。
Windowsのキーボードで打つ

BackSpaceキーの左にある「¥」キーを押すと、円マークを入力できます。

半角入力で「¥」が出ないときは、全角の「¥」を出してからスペースキーを押してみましょう。変換候補に半角の「¥」が出てきます。
「えん」と打って変換する
キーの場所で迷うなら、「えん」と入力して変換するのが手っ取り早いです。Google日本語入力では、「えん」の変換候補に全角の「¥」と半角の「¥」の両方が出てきます。反対に「ばっくすらっしゅ」と打つと「\」と「\」が候補に出るので、ファイルのパスを書きたいときはこちらを使いましょう。
Macのキーボードで打つ
MacのJISキーボードで「¥」キーをそのまま押すと「¥」、optionキーを押しながらだと「\」が入りました。プログラムやパスを書くときは、option付きのほうを覚えておくと困りません。
いつもと逆になって困るときは、日本語入力の設定にある「"¥"キーで入力する文字」を確認してみてください。ここで円記号とバックスラッシュのどちらを入れるかを切り替えられます。
見た目で区別がつかないときは
メールや表計算ソフトに貼った「¥」が、あとから「\」に化けて困ることがあります。見た目だけでは判断しにくいので、貼った文字が円マークなのかバックスラッシュなのかを中身で確かめられるツールを使うと早いです。