AppDataの中のRoamingフォルダとは?

Windows10などWindowsのパソコンでは、システムドライブの「AppData」フォルダの中に「Roaming」という名前のフォルダが用意されています。このRoamingフォルダの中身を見てみると、各種アプリケーションの名前のフォルダが存在しており重要なフォルダであることはなんとなく想像できるのではないでしょうか?
Roamingフォルダとは、パソコン上のアプリケーション・プログラムの設定をユーザーごとに保存しているフォルダとなります。デフォルトブラウザのMicrosoft Edgeをはじめとした様々なアプリケーションの設定が、このRoamingフォルダに保存されているのです。Roamingフォルダ内にある各フォルダの更新日時を見てみると、パソコンを買う前のタイムスタンプが記載されていてどうなっているのか分からないという方もいらっしゃるかと思いますが、パソコンの出荷前にアプリケーションがインストールされているということなのでウイルスなどの心配はありません。ご安心ください。
Roamingフォルダが存在する意味としては上記の通りですが、Roamingフォルダをコピーしてバックアップを取っておくことで何らかのトラブルでパソコンを再インストールしたり手を加えた場合でも今まで使っていたアプリケーションを同じ設定で使用することができますよ。またアプリケーションの設定を変更する前にバックアップするという使い方も有用です。
Roamingフォルダの開き方

それでは、Roamingフォルダの開き方を説明します。Roamingフォルダの場所にアクセスするためには、途中にある「AppData」フォルダが隠しフォルダ属性になっているためそのままだとたどり着けないので、まずは隠しファイル・フォルダを表示させましょう。エクスプローラーを起動したらウィンドウ左上の「ファイル」メニューから「オプション」をクリックしましょう。

「フォルダーオプション」ウィンドウが表示されるので、「表示」タブをクリックして開き「詳細設定」一覧の「ファイルとフォルダーの表示」から「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」をクリックして選択してから「OK」をクリックしましょう。これで隠しフォルダ・ファイルが表示されるようになります。

あとは「C:\Users\<ユーザー名>\AppData」の順に開いていけば「Roaming」フォルダにたどり着くことができますよ。

ちなみに、Roamingフォルダを一発で開くことも可能です。「Windowsキー+Rキー」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、名前欄に「%appdata%」と入力してから「OK」をクリックしましょう。

これでエクスプローラーが起動して、直接Roamingフォルダが表示されますよ。
Roamingフォルダの中のファイルは削除しても大丈夫?

Roamingフォルダの中のファイルがストレージの容量を圧迫しているため削除したいけど、削除しても大丈夫なのかどうか気になるユーザーの方もいらっしゃるかと思います。冒頭で説明している通り、アプリケーション・プログラムの設定ファイルがほとんどなので内容が分かるのであれば削除しても大丈夫でしょう。
しかし、まだ使用することのあるアプリケーションのファイルや一体何のファイルだか分からないというファイルについては削除することはおすすめしません。Roamingフォルダ内のファイルを適当に消した結果アプリケーションを起動したときに設定が初期化されていて困ってしまうというケースは珍しくないので、明らかに不要と分かるファイルのみ処理を行うようにしましょう。