スプレッドシートのHLOOKUP関数とは?使い方を紹介!

スプレッドシートのHLOOKUP関数とは?使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで使用できる「HLOOKUP関数」をご存知でしょうか?VLOOKUP関数は知っているけど、HLOOKUP関数は知らないユーザーの方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、HLOOKUP関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのHLOOKUP関数とは?
  2. スプレッドシートのHLOOKUP関数の使い方

スプレッドシートのHLOOKUP関数とは?

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに「HLOOKUP関数(エイチルックアップ)」というものがあります。HLOOKUP関数とは、指定されているテーブルまたは配列の三頭業で特定の値を検索して、指定した行と同じ列にある値を返す検索関数の一つとなります。

同様の関数っで使用する頻度の高い関数といえば「VLOOKUP関数(ブイルックアップ)」がありますが、VLOOKUP関数は縦方向の検索を行う関数・HLOOKUP関数は横方向の検索を行う関数といった違いがあります。シーンによって、これらの関数を使い分けてみましょう。この記事では、スプレッドシートのHLOOKUP関数の使い方をご紹介していきます。

VLOOKUP関数については下記リンク先の記事にてご紹介していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。

VLOOKUP関数の使い方の基本を初心者向けに紹介!

ビジネスシーンでExcelを使用していると、使う頻度が高い関数に「VLOOKUP関数」というものがあります。このVLOOK関数とは、どういった操作を行う関数なのかご存知でしょうか?この記事では、VLOOKUP関数の使い方の基本を初心者向けにご紹介しています。

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スプレッドシートのHLOOKUP関数の使い方

それでは、スプレッドシートのHLOOKUP関数の使い方を説明していきます。まずは、HLOOKUP関数の数式から説明していきます。HLOOKUP関数の数式は、「=HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, [検索の型])」となっています。

第1引数の「検索値」で、検索する値・セル参照を指定します。文字列などの値を指定したい場合は、「"文字列"」のようにダブルクォーテーションを使用して囲いましょう。第2引数の「範囲」では、参照する表のセル範囲の指定を行います。指定するセル範囲の上端の行には検索値が含まれていることが必須となります。第3引数の「行番号」では、第2引数の「範囲」の上から数えた行の番号を指定します。行番号は、数字で指定しましょう。「範囲」の上端の行が「1」扱いで、次の行から「2・3・4」となっていきます。第4引数の「検索の型」は、検索値に一致したデータが見つからなかった場合にどういった対応をするか決める引数です。「FALSE」または「0」を指定した場合、検索値と完全一致するデータのみを検索対象にします。一致するデータがなかった場合はエラーの「#N/A」が返ります。FALSE/0の場合は、データの並び替えを行う必要はありません。「TRUE」または「1」を指定した場合、近似値(検索値未満の最大値)を検索対象とします。

B3セルに「商品No」を入力することでC3セルに入力されたHLOOKUP関数が対象の価格を返すようしたい
実際に、HLOOKUP関数を使用してみましょう。画像の例では、B3セルに「商品No」を入力することでC3セルに入力されたHLOOKUP関数が対象の価格を返すようにします。
B3セルに「1」を入力して商品No「1」を指定→C3セルに「=HLOOKUP(B3,$C$5:$E$7,3,FALSE)」と入力
B3セルに「1」を入力して商品No「1」を指定します。C3セルに「=HLOOKUP(B3,$C$5:$E$7,3,FALSE)」と入力します。範囲は絶対参照で指定するので、「$C$5:$E$7」としています。行番号は「3」で指定し、検索の型を「FALSE」と入力しましょう。
下の表から価格を取り出すことができた
これで、HLOOKUP関数を使用して画像の下の表から価格を取り出すことができましたね。以上が、スプレッドシートのHLOOKUP関数の使い方の説明となります。

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