スプレッドシートのARRAYFORMULA関数とは?使い方を紹介!

スプレッドシートのARRAYFORMULA関数とは?使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに「ARRAYFORMULA関数(アレイフォーミュラ)」というものがあります。この記事では、スプレッドシートでのみ使用可能な関数であるARRAYFORMULA関数の使い方についてご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのARRAYFORMULA関数とは?
  2. スプレッドシートのARRAYFORMULA関数の使い方

スプレッドシートのARRAYFORMULA関数とは?

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに「ARRAYFORMULA関数(アレイフォーミュラ)」というものがあります。ARRAYFORMULA関数とは、配列数式から返される値を複数行・複数列に表示することができる関数です。また、非配列数式で配列を使用することも可能です。

簡単に説明すると、一つのセルに数式を入力して計算を行うことで指定範囲のすべてに数式の結果を反映させることのできる関数となります。数式を1つ入力するだけで指定範囲のセルに自動的に計算結果が表示されるため、計算を毎回行う・計算後にオートフィルを適用するといった操作を行わなくてもよくなるため使いこなすと非常に便利な関数ですよ。ARRAYFORMULA関数はGoogleスプレッドシートでのみ使用可能な関数で、Microsoft Excelでは使用できないといった点には注意しましょう。この記事では、スプレッドシートのARRAYFORMULA関数の使い方についてご紹介していきます。

スプレッドシートのARRAYFORMULA関数の使い方

それでは、スプレッドシートのARRAYFORMULA関数の使い方を説明していきます。まずは、ARRAYFORMULA関数の数式から説明していきます。ARRAYFORMULA関数の数式は「=ARRAYFORMULA(配列数式)」となります。引数の「配列数式」で、配列数式から返される値を複数行や複数列で表示することができます。

各受験生のテストの点数表
実際に、ARRAYFORMULA関数を使用してみましょう。画像の例では、表に各受験生のテストの点数を入力しています。合計点数が「220」点以上であれば「判定」列に「OK」を・220点未満の場合は「NG」を表示させていきます。
G3セルに「=ARRAYFORMULA(IF(F3:F7>=220,"OK","NG"))」と入力
この場合は、G3セルに「=ARRAYFORMULA(IF(F3:F7>=220,"OK","NG"))」と入力していきます。IF関数を併用することで、前述の「OK」・「NG」の判定を複数行に渡って出力させることが可能となるわけですね。
判定列に各種判定を表示できた
これで、判定列に各種判定を表示させることができました。ARRAYFORMULA関数を使用することで、1つずつ数式を入力したりオートフィルをかけるといった手間を省いて一度に計算結果を出力することができました。以上が、スプレッドシートのARRAYFORMULA関数の使い方の説明となります。

ARRAYFORMULA関数は数式がシンプルかつ、他の関数と組み合わせることで簡単に計算結果を複数範囲に表示させることが可能です。ぜひ試してみてくださいね。


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