「∵」と「∴」の意味の違いは?
点が3つ並んだ記号には、向きの違う2種類があります。上に1つ・下に2つの三角形が「∴」で、「ゆえに」「よって」「したがって」と読みます。反対に、上に2つ・下に1つの逆三角形が「∵」で、こちらは「なぜなら」です。
数学の証明では、結論を書く前に「∴」、理由を書く前に「∵」を置きます。
「よって」で変換しても出ないときの読み
ノートでいちばん使う「よって」と打っても、変換候補に「∴」は出てきません。Google日本語入力の場合、「∴」は「ゆえに」、「∵」は「なぜならば」が記号を出すための読みになっていて、「したがって」や、「ば」を付けない「なぜなら」でも出てこないんです。
読みを思い出せないときは、「さんかく」や「てん」と打っても候補の中に2つとも混ざっています。入力ソフトが違うと同じ読みで出ないこともあり、そのときはコピーして貼ったほうが早いですね。
Apricoには、「よって」のような言葉から記号を探してコピーできるツールもあります。
GoogleドキュメントやWordで入力する方法

Googleドキュメントの場合は、メニューの「挿入」から「記号」→「特殊文字」を開きます。
英語の名前で検索する

「特殊文字を挿入」の右上にある検索欄は、日本語の「なぜなら」では何も出てきませんでした。英語の「therefore」と入れてEnterキーを押すと、少し待ってから「∴」だけが表示されます。カーソルを重ねると「THEREFORE U+2234」と出るので、取り違える心配もありません。

同じように「because」で検索すると「∵」が出てきます。クリックすれば、ドキュメントのカーソルの位置に入りますよ。
点を3つ描いて探す

検索欄の下の「ここに記号を描画します」の枠には、マウスで記号を描けます。上に2つ・下に1つ点を打ってみると、候補の一番左に「∵」が出ました。点の配置を逆にすると、今度は「∴」が先頭に来ます。
Googleドキュメントで入れた記号は、コピーしてほかのアプリに貼り付けることもできます。
Wordの数式で入力する
Wordを使っているなら、数式の入力欄で「\therefore」と打ってスペースキーを押すと「∴」に、「\because」なら「∵」に置き換わります。数式の欄は「Alt」キーを押しながら「=」キーを押すと出せます。